2016年8月某日、ウチに妻の実家からツインバード工業のホームベーカリーPY-4435が届きました。合わせてコーヒーメーカーも届き、曰く使わないとのことです。
ホームベーカリーといえば、積極的につかったことはないがコネる音が大きく、夜に仕掛けると安眠を奪われるという印象・・・この機種はいかがでしょうか。また、ホームベーカリーは売ってるパンと違って時間がかかるイメージです。発酵させているので当たり前なんですが・・・
ざっくり言うと
ホームベーカリーは、材料をつっこんで時間までほっとくと美味しい(焼き立て)パンができます。
こどもたちは興味津々です。なににつかうの?パンができるの?と大はしゃぎです。
ここでは、このホムべによるなんちゃってパンづくりを記録していくことまたはその派生の記録を行います。
大まかな材料とその説明(一部マニュアル抜粋)
■小麦粉
材料の大部分を占めます。タンパク質を多く含む(100g中11〜13%程度)小麦粉を強力粉と言い、水分と合わせてこねることでグルテンが形成されます。グルテンはパンの組織となります。マニュアルは日清製粉のカメリヤ推しです。
■ドライイースト(インスタントドライイースト)
パンをふくらませる酵母菌。予備発酵が不要であるものを選定します。このイースト菌が発酵し、発生した炭酸ガスがパンをふくらませるのです。生イースト使えません。マニュアルでは、日清製粉のスーパーカメリヤ推しです。なお、インターネッツではオーガニック酵母がめちゃくちゃ美味しいとの情報もあり、こちらもおいおい対応していきましょう。
■スキムミルク・牛乳
パンの色つやや香り、風味を向上させます。
スキムミルクと水の代わりに牛乳を利用できます。
■砂糖
砂糖の主たる役割はイーストの栄養となり、発酵熟成を促す効果を引き出すことです。他に甘み、焼き色、ツヤ香りなどを出し、柔らかく仕上げる効果もあるとか。
■塩
イーストの働きをコントロールします。グルテンの安定化用として機能します。
■水
小麦粉の説明にもあるように、グルテン形成のため必要となります。重要なことは、発酵するための温度です。以下、室温と水温の配慮です。
・室温が高い(25度以上)のときは冷水(約5℃)を利用する。
・室温が低い(10度以下)のときは温水(約30℃)を利用する。
■油脂類(バター、マーガリン)
バターはパンを柔らかくする効果があります。無塩タイプを固形のまま使います。マーガリン・ショートニングでもOK。
■卵
なくてもつくれる。
味香り色つやをよくする。パンの組織を強くする効果があります。卵が入ると美味しくなりますよ。
ホムべのための道具
食パンだけで言えば、最低限以下はあったほうが良いでしょう。
■軽量できるもの
軽量カップ
※軽量スプーンは製品添付でした。ない場合は軽量スプーンがあっても良いでしょう。
■質量を量ることができるもの(またはその代替)
はかり・・・があるとベストですが、軽量カップでもなんとなく代用できてしまい、そしてパンはできます(完璧を求めるなら必須ですが・・・最終的にはウチは買いました)。
■パン切りナイフ
文化包丁ではパンが潰れます。
次の記事からは、実際にパンをつくっていくことにします。